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胆石が出来て死にかけた話③
いざ、緊急入院へ!
紹介状を持って向かったのは、中野区にある某総合病院でした。
この近辺だと、大きな病院はこの総合病院か警察病院の2択だったらしく、
「警察病院の方だったら、なんだか事件に巻き込まれたみたいでネタになったなー」
とか、どうでもいいことを考えながら病院へ向かいました。
まあ、この時点ではそんな冗談を考えている余裕もほとんどなかったんですが……。
病院に到着するも、すでに虫の息
なんとか病院に到着。
ただ、もう完全に虫の息です。
自力で歩けたのは入口までが限界。
そこからはすぐに車椅子に乗せてもらい、移動することになりました。
そして、さっそく検査が始まります。
・ 採血
・尿検査
・エコー検査
などなど。
中でも地獄だったのが、エコー検査。
お腹が激痛なので、身体を丸めている姿勢が一番楽なのですが、検査をするためには身体を伸ばさなければいけません。
でも、痛すぎて身体をまっすぐに伸ばせない。
なんとか激痛に耐えながら身体を伸ばし、エコー検査まで終えることができました。
そして、検査の結果が出ます。
胆石による「胆嚢炎」、さらに「急性膵炎」
診断されたのは、
胆石による胆嚢炎。
そして、それだけではありませんでした。
胆嚢炎になってから数日間我慢してしまったことで、
急性膵炎まで発症していました。
胆石は胆嚢の中にあるだけなら症状が出ないこともありますが、石が胆汁などの流れる部分に詰まってしまうと、胆嚢炎や膵炎などを引き起こすことがあるそうです。
つまり今回、
「胆石がある」
↓
「胆石が悪さをして胆嚢炎になる」
↓
「それでも数日間我慢する」
↓
「急性膵炎まで発症」
という流れになってしまったようです。
そりゃ痛いわけだ……
よく「人間が感じる激痛」として、心筋梗塞や急性膵炎、尿路結石・胆石などが挙げられます。
その中でも急性膵炎は、かなり強い痛みを伴う病気として知られているそうです。
そして自分の場合は、
胆石による痛み+急性膵炎。
そりゃ痛いわけです。
むしろ、
「よくこの状態で3日間も我慢してたな」
というレベルだったようです。
途中まで普通に仕事もしていましたからね……。
今考えると完全におかしいです。
お腹がパンパンに張っていた理由も判明
そして、もう一つ気になっていたのがお腹の異常な張り。
前回までの記事にも書きましたが、パンツがパツパツになって、ベルトが閉まらないくらいお腹が張っていました。
急性膵炎では、膵臓から出る消化酵素が膵臓自身や周囲の組織にダメージを与えてしまうことがあるそうです。
自分の場合も炎症がかなり進んでいて、膵臓周辺にも影響が出ている状態だったとのこと。
これが、あのお腹の張りや激痛につながっていたようです。
原因が分かって、
「なるほど、そりゃ痛いわ……」
と妙に納得しました。
まずは急性膵炎を落ち着かせることが最優先
原因は胆石。
しかし、この時点で最優先なのは胆石そのものではなく、
急性膵炎を落ち着かせること。
まずは膵炎の治療を行い、身体の状態を安定させる必要があるとのことでした。
そして、これはあとから聞いた話なのですが……
自分が病院へ行ったタイミングは、かなりギリギリだったようです。
「もう1日遅かったら、さらに重症化していた可能性があった」
とのこと。
場合によっては他の臓器にも影響が広がり、人工透析が必要になるような状態も考えられたそうで、入院も2か月ほどの長期になっていた可能性があったと聞きました。
あと1日。
たったそれだけで、さらに大変なことになっていたかもしれません。
「病院って元気なうちに行くところなんだな」と痛感
そして、入院することが決まったら入院手続きです。
これもなかなか大変でした。
どれだけ体調が悪くても、
・入院についての説明を聞く
・書類を確認する
・同意書を書く
・必要事項を記入する
といった手続きは必要です。
こちらは数日間ほとんど寝ていないうえに、胆嚢炎+急性膵炎で激痛。
それでも説明を聞いて、書類を読んで、名前を書いて……。
このとき、本当に思いました。
「病院っていうのは、元気なうちに行くところなんだな……」
と。
そもそも、あと1日早く病院へ行けていれば、急性膵炎になる前、あるいはもっと軽い状態で済んでいたのかもしれません。
「もう少し我慢すれば治るだろう」
「予約した病院に行くまで待とう」
と思っていた自分ですが、結果的にはその我慢でかなり状態を悪化させてしまいました。
これを読んでいる人で、いつもとは明らかに違う強い腹痛が続いている場合は、自分のように何日も我慢しないでください。
少なくとも、
「3日我慢できたから大丈夫」ではなく、「3日我慢できてしまっただけ」でした。
ということで、ようやく検査と入院手続きも終了。
ここから、本格的な入院生活が始まります。
次回へ続きます。
