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胆石が出来て死にかけた話⑥
前回、約3週間の入院生活を終えて、ようやく退院することができました。
ただし、
「一時退院」です。
なぜ「一時」なのかというと、胆石の問題がすべて解決したわけではないからです。
胆管に詰まっていたと思われる胆石がなくなり、急性膵炎の炎症も落ち着いてきた。
そのため、
「とりあえず今は入院していなくても大丈夫」
という状態になっただけでした。
3週間入院したけど、実は大きな処置はしていない
約3週間も入院していたので、
「手術とか、いろいろな治療をしたんでしょ?」
と思うかもしれません。
でも実際には、この3週間で大きな手術や処置をしたわけではありません。
以前の記事にも書いたように、自分の場合の急性膵炎では、まず膵臓への負担を減らしながら炎症が落ち着くのを待つことが中心でした。
そのため、
・絶食して膵臓を休ませる
・痛み止めで痛みを抑える
・点滴で水分などを補給する
といった治療を続けながら、とにかく身体が回復するのを待つ。
胆管に詰まっていたと思われる胆石についても、処置で取り除いたわけではありません。
検査をしたときにはすでに石がなくなっていて、
「どうやら自然に流れていったようです」
という状態でした。
つまり、3週間かけてようやく、
「次の治療に進めるところまで身体が回復した」
ということだったんですね。
まだ残っている問題が2つ
では、これから何をしなければならないのか。
自分の場合、大きく残っている問題は2つありました。
・原因となった胆嚢を摘出する
・膵炎によってできた膵臓周辺の炎症や液体のたまりを経過観察し、必要であれば処置する
です。
「じゃあ、そのまま手術して全部終わらせればいいのでは?」
と思うのですが、そう簡単にはいきませんでした。
すぐに胆嚢を取れるわけではなかった
急性膵炎による身体へのダメージがまだ残っています。
そのため、まずは膵臓周辺の炎症や液体のたまりが今後どうなっていくのかを確認する必要があるとのことでした。
時間とともに身体に吸収されて小さくなっていくのか。
あるいは、まとまった状態になって処置が必要になるのか。
自分の場合はすぐに結論を出すのではなく、**数か月単位で経過を見る**ことになりました。
先生から聞いた話では、今後の状態を判断して根本的な治療へ進むまで、
発症から半年程度が一つの目安。
つまり、
退院したけど、胆石治療はまだ終わっていない。
むしろ、ここから半年ほどかけて次の治療に備えることになります。
しかも胆嚢の中には、まだ胆石がゴロゴロ
そして怖いのが、
胆嚢自体はまだ残っている
ということ。
当然、その中にある胆石も残っています。
今回は胆管に詰まっていた石が自然に流れてくれましたが、残っている別の石が再び悪さをする可能性もあります。
また胆石が詰まって、あの状態になるのは絶対に避けたい……。
そのため退院後は、
できるだけ規則正しい生活を送りながら、1〜2か月ごとに検査を受ける生活
が始まりました。
胆石を意識して、食生活も変えてみる
そして、自分が一番変えたのが食生活です。
胆石にもいくつか種類があり、できる原因も異なるそうです。
この時点では自分の胆石がどの種類なのか、まだ分かっていませんでした。
ただ、コレステロールが関係する胆石が多いということで、
「とりあえず脂質を摂りすぎない生活をしてみよう!」
と考えました。
そこで特に意識したのが、
肉・油・牛乳。
もちろん完全に食べないわけではありません。
極端な食事制限をするのではなく、
「今までより脂質を意識して選ぶ」
くらいの生活に変えることにしました。
肉はなるべく鶏肉中心に
まず、お肉。
肉は種類だけでなく部位によっても脂質量がかなり変わりますが、自分は分かりやすく、
なるべく脂身の少ない鶏肉を選ぶ
ようにしました。
特によく食べていたのがサラダチキン。
手軽に食べられてタンパク質も摂れるので、退院後はかなりお世話になりました。
油を使う場合は量を控えめにしつつ、オリーブオイルを選ぶことが多くなりました。
牛乳も基本的には飲まない。
そして普段の飲み物は、
水か麦茶。
とにかくシンプルな食生活に変えてみました。
「ちゃんと3食食べる」ことも意識した
もう一つ、自分の中で大事だと思ったのが、
毎日ちゃんと3食食べること。
お腹が空いているかどうかだけで食事を決めてしまうと、食事の間隔が空きすぎてしまいます。
すると次の食事で、
「お腹減った!!」
となって、一気に食べすぎてしまう。
それを避けるためにも、なるべく3食に分けて食べるようにしました。
退院後はこんな食生活になりました
実際によく食べていたのはこんな感じです。
●朝:パン
朝はパン。
ただし、バターは脂質が多いのでなるべく避けて、
ハチミツをつけて食べることが多かったです。
●昼:タンパク質を意識
昼は肉などのタンパク質を摂る時間。
ただし、
揚げ物だらけのメニューはなるべく避ける。
たとえば、のり弁のように揚げ物がたくさん入っているものは選ばないようにしました。
サラダチキンなど、できるだけ脂質を抑えられそうなものを選びます。
●夜:うどん
そして夜は、
うどん。
朝と昼をちゃんと食べていると、夜になってもそこまでお腹が空いていないことがあります。
そんなときでも、うどんなら比較的食べやすい。
そのため退院後は、かなりの頻度でうどんを食べていました。
野菜や海藻も意識して食べる
もちろん、パン・鶏肉・うどんだけではありません。
野菜もしっかり摂るようにしました。
特によく食べていたのが、
・人参
・大根
・海藻
などを使ったサラダ。
食物繊維なども意識しながら、なるべくバランスよく食べるようにしていました。

半年間、とにかく再発させない!
こうして始まった退院後の生活。
胆嚢の中には、まだ胆石があります。
膵炎の影響も完全になくなったわけではありません。
そして、根本的な治療へ進めるのはまだ先。
だったら、それまでは、
「とにかく再発させずに生活する!」
これが自分の目標になりました。
規則正しい生活。
脂質を意識した食事。
1日3食。
そして、1〜2か月ごとの検査。
そんな生活をしばらく続けることになります。
果たして、この生活を続けた結果どうなったのか。
そして胆石や膵臓の状態はどうなったのか。
次回、へ続きます。
