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胆石が出来て死にかけた話⑦

Blog 2026年8月22日

前回、一時退院してから始めた脂質を控えめにした食生活について書きました。
規則正しい生活と食事を続けた結果……

あっという間に5kgほど痩せました。

退院直後はまだ胃の周辺に痛みが残っていたので、運動は控えていました。
ただ、1か月ほど経つ頃には痛みもほとんどなくなったので、簡単なストレッチや自重での筋トレも開始。
食生活を変えて軽い運動をしただけで、これだけ体重が落ちました。
今までがどれだけ不摂生な生活だったのか、よく分かりますね……。

退院から1か月、最初のエコー検査

そして、一時退院から約1か月。
最初の経過観察のため、病院へ行ってエコー検査を受けました。
今回確認するのは、胆嚢や胆石の状態だけではありません。
急性膵炎によってダメージを受けた膵臓周辺が、その後どうなっているのかも確認します。
そこで出てきたのが、

「WON(ウォン)」

という聞き慣れない言葉でした。

「WON」って何?

WONは、

Walled-Off Necrosis(被包化壊死)

の略。
重い急性膵炎などによって壊死した組織や液体などが、時間の経過とともに壁のような組織に包まれ、まとまった状態になったものだそうです。
以前の記事では分かりやすく「膿の塊」のように書いていましたが、正確にはもう少し複雑なものらしいです。
そして、自分のお腹の中にできていたWON。
その大きさは……

なんと8cmオーバー。

8cmって……。

だいたいソフトボールくらいのサイズですよね。

そんなものがお腹の中にあるの!?
と驚きました。

お腹の中に8cmの塊があるのに、外からは分からない

さらに不思議なのが、外から見てもまったく分からないこと。
場所としては胃の近くにあるそうなのですが、お腹を見ても触っても、

「ここに8cmの塊があります!」

なんて当然分かりません。
普通に生活もできています。
ただ、自分の場合、この大きさになると自然に小さくなって消えていくのは難しいだろうとのこと。
そのため、

「いずれ処置が必要になるだろう」

という話になりました。
退院して、
「だいぶ元気になった!」
と思っていたのですが……
お腹の中にはまだ、急性膵炎が残していった大きな問題がありました。

ただし、まずは胆嚢摘出から

では、すぐにWONをどうにかするのかというと、そうではありません。
自分の場合、まず予定されているのは、

胆嚢摘出手術。

そもそもの始まりは胆石です。
胆嚢の中にはまだ胆石が残っているので、再び胆石が悪さをする可能性があります。
その根本的な原因を取り除くため、まずは胆嚢を摘出するという流れになりました。

手術の前にも検査、検査、また検査

胆嚢摘出手術をする前には、いろいろな検査が必要とのこと。
自分の場合は、

・大腸カメラ
・MRIなどの画像検査
・造影剤を使った検査
・必要に応じて胃カメラ

などを受けることになりました。
胃カメラについては、自分は過去1〜2年以内に検査を受けていたため、今回はあらためて行わなくても大丈夫との判断でした。
検査の内容や必要な間隔は人によって異なると思いますが、

「手術するなら、その前にいろいろ調べる必要があるんだな……」

という感じです。
しかも、これらを全部1日で終わらせるわけにはいかないらしく、自分の場合は3日間に分けて検査することになりました。

でも、手術できるのはまだまだ先

「じゃあ検査して、すぐ手術!」
……とはなりません。
ここでもWONの存在が関係してきます。
急性膵炎のあとにできたWONの状態が安定するまで、しばらく時間を置いて経過を見る必要があるとのこと。
自分の場合は、

発症から半年程度を一つの目安として手術を考える

という方針になりました。
そして術前検査をするのは、その約1か月前。
つまり、

今すぐやることはない。

まず2か月後に経過観察。
さらにその2か月後にも経過観察。
そこで問題がなければ術前検査。
そして、ようやく手術へ……。
いやー、

一時退院してからも本当に長い!

入院が終わったときは、
「やっと終わった!」
くらいに思っていましたが、胆石との戦いはまだまだ続きます。

脂質制限も少しだけ緩めることに

一時退院してから最初の1か月は、かなり徹底して脂質を控えていました。
ただ、その後は、

「無理のない範囲で気をつければいい」

ということだったので、少しずつ食事のバリエーションも増やしていきました。
とはいえ、いきなり脂っこいものをバクバク食べる勇気はありません。
そこで、この頃ハマっていたのが……

脂質控えめの無水トマトカレー!

これが簡単で、かなり美味しかったです。

美味しい無水トマトカレーの作り方

●材料
・トマト缶
・完熟トマトのハヤシライスソース
・鶏ひき肉
・人参
・ナス
・ズッキーニ

●作り方
作り方はめちゃくちゃ簡単。
まず、

材料を全部、大きめのみじん切りにして炒めます。

しっかり炒めたらトマト缶を投入。
そのまま煮込んで、最後にハヤシライスのルーを2かけ入れるだけ。

完成!

みじん切りにしているので、水分が少なめでも野菜が比較的早く柔らかくなります。
さらにトマト缶自体にしっかり味があるので、自分の場合は市販のルーをたくさん入れなくても十分美味しく食べられました。
ルーの量を減らせる分、脂質も抑えやすい。
野菜もたくさん食べられる。
鶏ひき肉でタンパク質も摂れる。
退院後の自分には、かなりちょうどいいメニューでした。
※市販のルーやソースの脂質量は商品によって異なるので、気になる場合は栄養成分表示を確認してください。

まだまだ続く経過観察生活

退院して1か月。
体重は約5kg減。
痛みもなくなり、軽い運動もできるようになりました。
日常生活だけを見れば、かなり元通りです。
でも、お腹の中には、

8cmを超えるWON。

胆嚢には、

まだ胆石。

そして手術までは、

まだ数か月。

身体は元気になってきたのに、治療としてはまだまだ途中なんですよね。
そんな中でも、ずっと病気のことばかり考えて生活しているわけにはいきません。
体調に気をつけながら、少しずつ普段の生活や遊びも取り戻していきました。
ということで次回は、ちょっと日常回。