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胆石が出来て死にかけた話⑪
とうとう今回は、
胆嚢摘出手術です!
1月に胆石が原因で胆嚢炎+急性膵炎になって緊急入院。
一時退院してから何か月も経過観察。
術前検査をして、さらに胆管に落ちていた石も取って……。
ようやく、すべての始まりだった胆嚢そのものを摘出するときがやってきました。
腹腔鏡でいけるか、それとも開腹になるか
現在、胆嚢摘出では腹腔鏡を使った手術が広く行われているそうです。
自分も腹腔鏡手術の予定でした。
ただし、一つ問題があります。
急性膵炎の影響で、お腹の中にはまだ大きなWONがあります。
その影響などで腹腔鏡での手術が難しかった場合には、
その場で開腹手術へ切り替える可能性がある
と説明されました。
できることなら腹腔鏡だけで終わってほしい……。
開腹になると、お腹にかなり大きな傷が残ることになりますからね。
手術前は、いろいろな人と面談
手術前には、
・看護師さん
・麻酔科の先生
・執刀医の先生
など、それぞれから説明を受けました。
手術の内容。
麻酔について。
手術中に起こり得ること。
術後について。
これまで大腸カメラや胆管結石の処置などは経験していましたが、本格的な手術は今回が初めて。
「手術って事前にこんなにいろいろ説明を受けるんだなー」
と勉強になりました。
人生初の全身麻酔
そして今回、もう一つ初めて経験するのが、
全身麻酔。
大腸カメラや前回の胆管結石除去では、鎮静薬を使って眠ったような状態で処置を受けました。
でも今回は全身麻酔です。
手術室に入って準備をして、いよいよ麻酔開始。
このあたりはもう記憶が曖昧なのですが……
麻酔が入り始めてからも、しばらく普通に会話していた記憶があります。
「意外とすぐ寝ないんだな」
なんて思っていたら……
次の瞬間には手術が終わっていました。
感覚としては、本当に一瞬。
寝ている間の記憶なんて当然ありません。
自分の場合は、手術が終わって病室へ戻るためにベッドへ移される頃から、少しずつ記憶があります。
全身麻酔ってすごいですね。
腹腔鏡手術なら、お腹に数か所の穴
今回説明された腹腔鏡手術では、お腹に数か所の小さな穴を開け、そこから器具やカメラを入れて手術します。
自分の場合は、
小さな穴が3か所+おへそ付近に少し大きめの傷
という感じでした。
一方、腹腔鏡だけでは難しく開腹手術へ切り替わった場合には、さらに大きな切開が必要になる可能性があります。
傷はできるだけ少ない方が嬉しい。
果たして腹腔鏡だけで終わったのか。
それとも途中から開腹になったのか……。
手術の結果は、
腹腔鏡だけで無事に終了しました!
よかった!!
……のですが。
想像の何倍も痛い!!
手術が終わって最初に思ったのが、
へそ周辺がめちゃくちゃ痛い。
想像していた何倍も痛いです。
特に恐怖だったのが、
咳とくしゃみ。
「今くしゃみしたら、お腹が爆発するんじゃないか?」
と思うくらい痛い。
咳払いだけでも、
「ちょっと待って、心の準備を……」
という感じです。
そして最大の問題が、
起き上がること。
ベッドから身体を起こそうとすると激痛。
逆に、起きている状態からベッドへ寝ようとしても激痛。
お腹に力を入れる動作が、とにかくつらい。
「2泊3日で退院できますよ」
胆嚢摘出の腹腔鏡手術は、経過が順調であれば比較的短期間で退院できることもあるそうです。
自分も当初は、
2泊3日程度で退院
という流れで進んでいました。
ところが……
いやいやいや。
この状態で家に帰るの無理でしょ!
ベッドから起きるだけで激痛。
寝るだけでも激痛。
歩くことはできても、身体を起こしたり寝かせたりする動作が本当につらい。
とてもじゃないですが、自宅で普通に生活できる気がしませんでした。
そこでお願いして、少し入院期間を延ばしてもらうことに。
結果、
4泊5日で退院しました。
それでも、退院するときはまだ結構ギリギリの痛みでしたね……。
痛かったのは、ほぼおへそ周辺
面白いことに、おへそ以外に開けた小さな傷については、自分はほとんど痛みを感じませんでした。
圧倒的に痛かったのが、
おへそ周辺。
おへそそのものというより、器具を入れたり摘出した胆嚢を取り出したりするために使った周辺の傷や筋肉などが痛んでいる感じです。
しばらくは本当にお腹へ力を入れられませんでした。
へその上あたりも、
カチカチに固まっているような感覚。
術後しばらくは、ガーゼも欠かせませんでした。
自分の場合、2〜3週間くらいは傷口からの滲出液や少量の出血などでガーゼが汚れる状態が続きました。
それでも少しずつ傷も落ち着いていきました。
そして摘出された「胆石」とご対面
手術も無事に終わり、後遺症などもなく一安心。
そして今回、
摘出した胆石を見ることができました。
これが……
想像していたより、
デカい。
小さな砂利みたいなものが大量に入っているのかと思っていたら、そんな感じではありません。
自分の感覚では、
クルミみたいな大きさの石が4つくらい。
「こんなのが胆嚢の中に入ってたの!?」
と驚きました。
しかも、これを胆嚢ごとおへそ付近の傷から取り出したわけです。
そりゃ……
へそ周り、痛いわ。
と妙に納得しました。
胆石の色は茶色〜黒っぽい色
そして、もう一つ気になっていたのが胆石の色。
自分の胆石は、
茶色〜黒っぽい色
をしていました。
胆石にはコレステロール系や色素系などいくつかの種類がありますが、見た目の色だけで原因を断定できるものではないそうです。
それでも実物を見て、
「自分の身体の中で、こんなものができていたんだな……」
と不思議な気分になりました。
食生活にもかなり気をつけてきましたが、胆石ができる原因には体質を含めさまざまな要素が関係するとのこと。
結局、自分の場合に何が決定的な原因だったのかは分かりません。
さようなら、胆嚢
こうして、
胆嚢摘出手術は無事終了!
1月から自分を苦しめ続けてきた胆石。
そして、その胆石が入っていた胆嚢とも、これでお別れです。
胆嚢炎になり、
急性膵炎になり、
3週間緊急入院し、
何か月も経過観察して、
胆管結石まで取って、
ようやく胆嚢摘出。
本当に長かった……。
ただし。
これで全部終わったわけではありません。
まだお腹の中には、急性膵炎によってできた大きなWONが残っています。
次はいよいよ、
このWONをどうするのか。
という話になります。
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この先に胆石の写真を掲載しています
実際に摘出した胆石の写真を載せておきます。
医療系の写真や、体内から摘出したものを見るのが苦手な方は、
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大丈夫な方だけ、この先へどうぞ。
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次回、へ続きます。
